バシャンのかしの木で、 あなたのためにかいを造り、 クプロの島から来る松の木に象牙をはめて、 あなたのために甲板を造った。
またレバノンの高くそびえるすべての香柏、 バシャンのすべてのかしの木、
ヤワンの子孫はエリシャ、タルシシ、キッテム、ドダニムであった。
いとすぎよ、泣き叫べ。 香柏は倒れ、 みごとな木は、そこなわれたからである。 バシャンのかしよ、泣き叫べ。 茂った林は倒れたからである。
「あなたがたはクプロの島々に渡ってみよ、 また人をケダルにつかわして、 このようなことがかつてあったかを つまびらかに、しらべてみよ。
「レバノンに登って呼ばわり、 バシャンにあなたの声をあげ、 アバリムから呼ばわれ。 あなたの愛する者がみな滅ぼされるからだ。
主は言われた、 「しえたげられた処女シドンの娘よ、 あなたはもはや喜ぶことはない。 立って、クプロに渡れ、 そこでもあなたは安息を得ることはない」。
キッテムの海岸から舟がきて、 アシュルを攻めなやまし、 エベルを攻めなやますであろう。 そして彼もまたついに滅び去るであろう」。
転じてバシャンの道に上って行ったが、バシャンの王オグは、その民をことごとく率い、エデレイで戦おうとして出迎えた。
ツロについての託宣。 タルシシのもろもろの船よ、泣き叫べ、 ツロは荒れすたれて、家なく、 船泊まりする港もないからだ。 この事はクプロの地から彼らに告げ知らせられる。
それはキッテムの船が、彼に立ち向かって来るので、彼は脅かされて帰り、聖なる契約に対して憤り、事を行うでしょう。彼は帰っていって、聖なる契約を捨てる者を顧み用いるでしょう。